髪の静電気対策
空気が乾燥する冬は静電気が最も発生しやすい季節と言われています。
皆さま対策は大丈夫ですか??静電気の原因を簡単に説明します。
- 静電気は、物が擦れる時に、+か−の電荷を帯びる事で発生します。
髪の毛の場合だと、衣服と擦れた時や、ブラッシングした時などが、起こりやすいと言えるでしょう。
ブラッシングすると髪の毛とブラシがそれぞれに+か−の電荷を帯び、互いに引き寄せられ、くっつきやすくなります。
反対に、髪の毛同士は同じ電荷を持っているので、反発して広がりやすくなります。
ではなぜ、乾燥する季節に、静電気は起こりやすいのでしょうか??
静電気には、水分や湿気を通して逃げていく性質があるからです。
その為、湿度が高い夏や梅雨は起こりにくく、空気が乾燥し、湿度が下がる時期は、静電気が逃げ場を失い、たまりやすくなってしまうのです。
髪の毛に静電気がたまると、もつれやすくなり、表面のキューティクルも傷んでしまいます。キューティクルはがれると、シャンプーのたびに髪の水分やタンパク質が流れ出てしまい、切れ毛や枝毛などのダメージにつながります。
静電気を防ぐには、①摩擦を減らす事②うるおいを与える事が大切です。
日常のちょっとした心掛けでも予防できるので、ぜひ参考にしてください。この冬静電気に負けない、しっとりとまとまる髪で、快適に過ごしましょう!
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